はいっ!いらっしゃいませ、NOJIのマサヒロです(﹡ˆᴗˆ﹡)
さて、今回はNOJIの商品であります、『ティズ』と『ティズ ベラ』についての話です。
思いついたわけ
この商品の発想の発端は、特殊なひごが余っていた事によります。
その着想は、違う商品の材料として余っていた竹ひごを、うまく使えないかと考えたことから始まりました。
その竹ひごを使い初めて編んだ時は、やはり少し厚かった為仕上がりがうまくいきませんでした。
何個も試作を繰り返し、現在の竹ひごの薄さにたどり着きました。
一本の薄さはかなり薄いです
使用している竹ひごの薄さは、0.4mmとかなり薄いです。
これは、使っている竹ひごの幅から考えると、ギリギリのラインです。
なぜかと言いますと、竹というのは加工前、一本の時は筒状です。
筒は、輪切りにすると円状ですので、少なからずその表面は丸くなっています。
そのため、あまり薄くしてしまうと、実は竹の表面は丸いため、割れが出てまいります。
幅を広く取ると、如実にその現象を受けますので、『ティズ』の竹ひごは幅から考えると、限界の厚みだということです。
『ティズ ベラ』は構造上『ティズ』よりも若干厚くなっています。
その為、透け感が大きく、丸っこい印象に仕上がっています。
カバンの強度は?
さて、これほど薄くなるとカバンとしての強度はどうなのでしょうか。
それは、竹ひごをなぜそれ程薄くするのかという理由に答えがあります。
竹ひごを薄くする理由は、その薄さでないと編めないからです。
また、質感を大事にするために、編めるギリギリの薄さに留める必要があります。
先の理由の沿って制作した竹製品は、編むことでとても強度が増します。
流石に強引に踏んだり、潰したりすると、割れたりしますが、通常使用では安心してお使いいただけるように仕上げております。
また、竹製品は長くお使いいただける事も魅力であります。
一つの商品を、後生に伝え更にはリメイクし、使い続けていく事も可能です。
NOJIでは全て、ハンドメイドで制作いたしますので、アフターメンテナンスも万全です。
絹織物のような輝きをイメージしました。
織物は、縦と横に糸を組み合わせ編んでいきます。
『ティズ』と『ティズ ベラ』の竹ひごは縦と横で構成されています。
そこから、織物のようなイメージを抱きました。
また、加工を施さず、本来の質感を生かしたそのままの竹を使用する事で、表面の艶は光によって白く輝きます。
絹織物のような印象を持たせたい、そのような思いを込め制作しております。
最後に
このように製作者として、思いは沢山ありますが、皆様がどう感じてくださるかはわかりません。
ぜひ一度、じっくりとご覧いただければ幸いです(* > <)⁾⁾
では今回はこのあたりで終わります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは〜(﹡ˆᴗˆ﹡)ゞ
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このブログの投稿者: 小松賢大(こまつまさひろ) 皆様に愛着を持っていただける製品作りを念頭においております。 ご質問等、気軽にお問い合わせ下さい |