はいっ!いらっしゃいませ、NOJIのマサヒロです(*´ー`*)
今回はNOJIの事を知っていただくために、NOJIと竹工芸について書いていこうと思います。
さて、まず竹を使う作家になった経緯から説明したいと思います。
このサイトの運営者であり、製作者でもある僕とトモコさんは、十数年経験した他業種の専門職を辞め、大分県別府市にあります「大分県立竹工芸訓練センター」で竹工芸を学びました。
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別府市には古くから竹細工が根付いています。
その起源は日本書紀によりますと、景行天皇の時代らしいので古墳時代ということになります。
その後江戸時代に、温泉地別府で湯治客の道具として発展し、明治時代には高度な技術を集約した工芸品へと発展したそうです。
そして、昭和54年には通産省(現在の経済産業省)より別府竹細工として伝統工芸品としての指定を受けるまでに至っています。
僕達が学んだ「大分県立竹工芸訓練センター」ですが、この施設は職業訓練校になります。
期間は2年間で、その過程では竹工芸の知識、技術の勉強。現在のニーズに合わせた、デザイン、パソコン技術の習得。また、独立するための知識や技術を学ぶことができます。
僕は在籍中に「別府市竹細工伝統産業会館」で行われている「くらしの中の竹工芸展」でありがたいことですが、別府市議会長賞をいただきました。
また、色々な先達のご指導や、出会い、先人たちの技術の結晶に触れ色々と学ばせていただきました。
修了後は他職人の方々の手伝いなどし、その後おじろ角物店のスタッフの一員として働き、独立後に商品開発などし、ネットショップNOJIをスタートいたしました。
トモコさんは僕の修了後に入学し、トモコさん自身修了後に日本新工芸展に入選し、第38回九州新工芸展において、サガテレビ賞をいただいきました。
竹素材の一番の魅力は、竹繊維の柔軟性、「しなり」だと思います。この点は他の素材にはないものです。
また、多くの作業工程が必要なため時間がかかり沢山作ることができません。しかし、その手間をかけることも竹素材の魅力だとも考えています。言い換えれば、多くの工程を踏まないと竹製品は、出来上がらないという事だからです。
日本で、これほど古い歴史がある竹工芸。しかし、あまり世間に認知されていないと思います。
僕は自信を持って竹職人の道を選びました。それは、竹の事を知った僕が、見事にその魅力にとりつかれたから他なりません。
まずは、皆様に竹の事を知っていただく事が第一歩だと考えています。一人でも多くの人に知っていいただき、無くしてはいけない伝統を残すことに少しでも尽力できればと考えています。
まだまだ、職人として、サイト運営者として、未熟者ではありますが、何卒よろしくお願いいたします。
また、商品について、そのほかについても何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
それでは、大変長くなってしまいまいたが、この辺りで終わりたいと思います。
ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。
今日も暑くなりそうです、お出かけの方、どうぞお気をつけください(* > <)⁾⁾
ではでは〜(﹡ˆᴗˆ﹡)ゞ
(2019/08/04)
このブログの投稿者: 小松賢大(こまつまさひろ) 皆様に愛着を持っていただける製品作りを念頭においております。 ご質問等、気軽にお問い合わせ下さい |