— 竹製品の特長とお手入れ —

NOJIで製作しております竹製品は、お手入れと保管方法に気を付けていただければ、
長くお使いいただける商品です。
ぜひ、以下の取り扱い方をご参考にしていただき、
長く手元においていただけますと幸せです。
また、ご不明な点、疑問などございましたらお気軽にお尋ねください。

1.商品全般について
2.お手入れや保管について
3.カビが生えてしまったら
4.カトラリー製品について
5.漆製品について

1.商品全般について

  • 竹製品は天然の竹を使用しております。製品作製時になるべく傷やシミを避けますが、竹の性質上使用せざる得ないことがございます。 下の写真のような傷、シミ、色のムラなどあることがございますがご了承ください。もちろん使用には問題ございません。
  • 燃えやすいものや水気のあるもの、重いもの等、竹に負担がかかるものを入れてのご使用はお控えください。
  • 出荷の際十分に確認してはおりますが、商品の特性上ささくれなどがある場合がございます。
  • 編みヒゴの幅や数、節の位置など写真とは異なる場合がございます。
  • 全て手作業のため記載サイズと誤差がございます。*特に角物の高さは1cm以上の誤差が出ることもございます。
道具としての使用目的が強い角物は、傷やシミが入ります。また商品のサイズが大きくなるにつれ、使用する竹を選ぶことが困難になり傷やシミが多くなります。
バック類などは、特に選別しておりますので、傷やシミは少なくなります。 また、染色した商品やみがきを施した商品につきましても同様です。
(磨く際に表面の傷やシミが削り取られるため)
< 傷・シミ・色ムラの例 >

クリックで拡大します

傷やシミに愛着が湧いてくるのも、竹製品の魅力です。

2.お手入れや保管について

  1. 直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所に保管してください。
  2. 長時間保管される際は、定期的な換気をお勧めします。その際も湿気がこもる場所は避け、通気性の悪いビニール袋などに入れることもお避けください。
  3. 洗える商品の場合、手早く水洗いした後すぐに水分を拭き取り、直射日光を避けた風通しの良い場所でしっかりと乾燥させてください。水のかけすぎや不十分な乾燥は、カビの原因や接着部分の剥がれに繋がります。ご注意ください。
  4. 食器洗い機などの使用は商品の劣化を早め、場合によってはひび割れの原因になりますので、おやめください。
  5. 磨き粉、たわし、直火、電子レンジ、オーブン等でのご使用はお控え下さい。
  6. 染色した商品は保管方法によりますが、経年変化により色落ちします。また、色移りしないように塗装しております。

3.もしもカビが生えてしまったら

  • 薄いアルコールなどで拭き取り、乾燥させてください。
  • 竹の身側であればサンドペーパーなどで擦ることもできます。ご相談ください。

*カビがひどい場合は完全には除去できません。ご注意ください。

4.カトラリー製品について

  1. 当社のカトラリー製品(漆塗装以外)は食用のえごま油を使いオイルフィニッシュをしております。特徴的な匂いがありますが、異常ではありませんのでご安心ください。
  2. オイルフィニッシュの水や汚れを弾く効果や、製品を長持ちさせる役割は、通常使用で取れてまいります。その際はえごま油やあまに油などを使いメンテナンスをお勧め致します。(サラダ油やオリーブオイルでも代用できますが、乾かないオイルのためよく拭き取り使用することをお勧め致します。)

5.漆製品について

  1. 通常乾燥後の漆はかぶれることはありませんが、体質的にかぶれることがございます。万一、異常を感じたときは、ご使用を控えていただき専門医にご相談ください。
  2. 漆塗りの独特の匂いは、日が経つにつれおさまって行きます。完全に乾燥させ出荷しておりますので、匂いがきつい場合でも異常ではございません。

 

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