はいっ!いらっしゃいませNOJIのマサヒロです。
では前回に引き続きカメラのお話です。
前回は下記をご覧ください(﹡ˆᴗˆ﹡)
光の調節をする。
では続きからです。
カメラで写すには光が必要で、それを調節するだけで写真が写ります。
調節するのは3つしかありません。
- シャッター速度
- レンズの明るさ
- ISO感度
ではシャッター速度から説明いたします。
シャッター速度
みなさん「シャッター」はご存知と思います。
カメラの上についているボタンですね。これを押すと写真が写ります。
実はこのボタンには、ある機能がついています。
それがシャッター速度なのです。
理論は簡単で指でシャッターを押してから、シャッターが閉じるまでの時間を調節しています。
シャッターが開いている時間を調節し光が入ってくる時間を調整しているわけです。
シャッター速度が遅ければ、それだけシャッターが開いている時間が長いので、光が多く入ってきます。
また、早ければ開いている時間が短いので、少ない光になります。
単純に写す場所が暗ければ、シャッター速度を遅くし、明るければ早くすればいいです。
ただ限界があります。
シャター速度があまりに遅くなると、手ブレしてしまいます。
シャッターが開いている時間は、カメラが一生懸命に映像を写そうとしていますので、その間にカメラを移動(手が震えたり)させると単純にブレるというわけです。
また、動いている被写体の場合。
それを止めて写そうとすると、必然的にシャッター速度を速くする必要が出てきます。
今度は自分ではなく、写す相手側が動いていますので、シャッターを開いている時間が長いとそれだけ動いてどこかにいってしまいます。
逆にそれを利用する撮影もできます。
動きを出すためにあえて、被写体をブレさせるという事です。
レンズの明るさ
次にレンズの明るさです。
レンズはカメラの先端についていて、そこから映像をカメラ内部に写しています。
そしてこのレンズには固有に明るさが決まっています。
その固有値の中で、その値を調節することができます。
「F値」という値で表され、その「F値」が小さいほど明るいということになります。
F値は数字で表されます。
F2.0、F2.8、F4.0、という感じで増えていきます。
なぜ妙な数字で増えているのかは、もっと詳しく知りたくなれば調べればいいので、今は理解しなくても大丈夫だと思います。
ともかく結局のところ、写す場所が暗ければ明るくしないといけないので、F値を小さく。
また、写す場所が明るければF値を大きくするだけです。
このレンズの明るさを調節する原理は簡単です。
レンズの中に、開いたり閉じたりする螺旋状の傘みたいなものがついています。
それを機械的に開閉し、その穴を小さくしたり大きくしたりしているだけです。
穴が小さいと光があまり入りません。また大きいと光が沢山入ってきます。
さて、現在2つを説明しましたが、実はこの2つだけの調節で写真をとると綺麗に写ります。
少し言い方を変えると、2つの機能のみを使い写真を撮れる条件を作ることができれば綺麗な写真が撮れます。
つまり、これから説明するISO感度とは、画質(写真の綺麗さ)を犠牲にして強引に明るくし、写真を写すことができるシステムです。
ISO感度とは
ISO感度は、フィルムカメラとデジタルカメラで意味が違ってきますが、今回はデジタルカメラで説明します。
カメラの内部には、光を受け取るセンサーがついています。
その箇所で、レンズから入ってきた光を受け取っているわけですが、そのセンサーの感度を上げることができる機能がISO感度です。
感度を上げることで少しの光でも反応し、明るく写すことができます。
しかしデメリットがあり、感度が高くなればなるほど、画質の滑らかさが失われ、ノイズが出てくるので、画質がザラザラになってしまいます。
しかし、画質の綺麗な写真が美しい写真ではありません。
時にはザラザラ感を生かし撮影するのです。
創造性は無限にあります。やっていけないことなどありませんので。
今回はこの辺りで。
次の記事は、まとめとして書こうと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
良い1日でありますように。
ではでは〜(﹡ˆᴗˆ﹡)ゞ
![]() | このブログの投稿者: 小松賢大(こまつまさひろ) [NOJIのデザイン、製作、写真担当] ・皆様に愛着を持っていただける製品、 サイト作りを念頭においております。 ご質問等、気軽にお問い合わせ下さい |