はいっ!いらっしゃいませ、NOJIのマサヒロです(﹡ˆᴗˆ﹡)
現在、三重県総合博物館で「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」を開催中らしいです。
9月16日まで開催されているのでまだ予定を立てれますね。
近藤喜文という方は、アニメーターとして活躍された人物で、日本の有名なアニメにも多数関わっています。
ジブリ入社後は、「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」「紅の豚」「平成狸合戦ぽんぽこ」「耳をすませば」などに携わっています。
詳しくはこちらをご覧ください。スタジオジブリのウェブサイトにリンクします。
作画監督をされていた事も多く、かなりの原画が展示されているらしいです。
原画・・・・いいですね〜( ᵕᴗᵕ )
僕は原画が大好きです。
なぜかと言いますと、手で直接描かれた線が見えるからです。
原画には様々な、線が見えます。
手で描くからこそ、その人の個性が映し出される気がします。
人によって違いますから、見応えがあるんです。
皆さまもご覧になるときは、一本一本の隠れた線を探してみてください。
ここは、手をこう動かして、こっちに行って、左手はきっとここかな?とか、当時の風景が見えてくるかもしれません。
漫画とアニメ
僕は専門家ではないのですが、僕にとっての漫画とアニメを書きたいと思います。
僕は、昔の漫画が好きです。
手塚治虫さん、長谷川町子さん、藤子不二雄さん、水木しげるさんなどです。
僕は、日本の高度経済成長期が及ぼした、日本のものづくりに対する背景にとても興味があり、現在色々と調べているところです。
先にあげた方々も、まさにその時期に活躍されている方々で、戦争を経験された方もおられます。
漫画とアニメの違い
先にあげた方々は、とても有名な作品をいくつも書いています。
皆さまも、いくつかは目にした事があると思います。
特に、アニメとしてテレビ放送されてるのをご覧になった方もおられると思います。
ですが、ここで重要なのは、アニメと原作は違うという事です。
では、どう違うのか。
これはもう、違う作品として捉えた方がわかりやすいぐらい違うと思います。
ですが一概には言えず、作品によって多少の違いはあるとは思いますので、ここでは僕の捉え方を言います。それは、
「原作を元にし、別の人が作った作品がアニメである。」です。
つまり、原作者にとってアニメーションは、畑違いだという事です。
例えば、一軒の家を建てるとき、実は様々な専門家が携わります。
宅地造成、基礎工事、外壁、内装、電気、お風呂、キッチンと行った具合にそれぞれの専門家が、作り上げるわけです。
これらからわかることは、「 餅は餅屋」という事なのです。
その違いが及ぼす影響
では、作り手が変わる事でどのような影響が及ぼされるでしょうか。
皆さまも、人から引き継ぐことの難しさを仕事などで経験されたことがあると思います。
ましてや、この世にその人しか作れない作品を完全に同じように仕上げようというのは不可能だと思います。
また、テレビ業界には様々な事柄が絡んでくるとおもいます。
関係者の数も相当な人数だと思うので、それだけ影響が出てくるでしょう。
ですが、だからどうだというわけではなくて、僕のおすすめとして一度原作を読んでみてくださいと言いたいのです。
特に僕が、先にあげました方々の時代に作られた作品をお勧めします。
そこには、アニメと比較して、その作者にしか書けないタッチ、線、雰囲気、デザインまた、キャラクターの微妙なニュアンスの違い、セリフの違い、様々な違いにあふれています。
人間の手で作られた、日本人の「ものづくり」が体験できるはずです。
アナログであるからこそ感じることのできる、インクや紙、音、匂い、それらは五感を研ぎ澄ますことのできる材料だと思います。
長くなりました、今回はこの辺りで終わりたいと思います。
いつも拙文で申し訳ありません。
本日も暑くなりそうです、皆さま良い一日を。
ではでは〜(﹡ˆᴗˆ﹡)ゞ
![]() | このブログの投稿者: 小松賢大(こまつまさひろ) [NOJIのデザイン、製作、写真担当] ・皆様に愛着を持っていただける製品、 サイト作りを念頭においております。 ご質問等、気軽にお問い合わせ下さい |